先端の細い経鼻スコープで検査を行います。検査をお受けになる方は鼻、口のどちらからの検査法を選んでいただくことができます。また、検査時の鎮静剤(睡眠導入剤の注射)をご希望の場合は、検査予約時または検査当日に選んでいただくことができます。
鎮静剤を使用した場合は、検査後の車やバイク・自転車の運転は判断力が低下し事故を起こす場合がありますので行わないでいただきます。
鼻からの検査は口からの検査よりも喉の奥のあたりや擦れが少ないので、検査中から検査後の違和感が生じにくいです。鼻から喉にかけての局所麻酔薬の使用量が少ないので、検査後の食事が早めに摂れます。鎮静剤を注射しなくても検査中の苦痛が少ないので、検査後にすぐ車などを運転されたり出勤される方に適しています。
鼻炎などで鼻の通りが悪い方で、前処置のチューブが入りにくいときは、口からの検査に変更させていただきます。
検査後に軽度の鼻出血や鼻痛が出ることがありますが、問題となることはほとんどありません。
以前に検査を受けられて鼻出血や鼻痛を経験された方は、検査予約時にお申し出ください。